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                                                                                        2012年3月30日        
 
活動報告
 社会貢献プロジェクト活動レポート
掲載についてのお知らせ

 この度、社会貢献プロジェクト(皆様を元気にするためナイスキャリーサービスを中心に組織されたプロジェクト)での活動が「物流ウィークリー」に掲載されました。

 内容は昨年の日本全体が未曾有の震災に見舞われた”東日本大震災”への支援やタイで起きた洪水被害への支援などを活動レポートとしてまとめたものです。震災から一年が経過した今、支援活動を振り返りました。

 現在もまだお困りな方がたくさんいます。これからも力になれるよう私たちも全力を挙げて支援してまいります。
 PRESS RELESE(プレスリリース)
物流ウィークリー 2012年(平成24年)3月26日号
 上記新聞の内容(原文そのまま) 

心温まる支援に感謝  -人として人であり続けたい-
                         
 「かつてないほど人の温もりや縁を感じた1年だった」。ピアノ輸送を主力として事業展開するナイスキャ リーサービス(愛知県小牧市)の猪上章社長は、東日本大震災発生から1年が経過した現在の心境をこのよう に語る。発生直後からいち早く被災地に救援物資を届けてきた同社長。直近ではタイの洪水被害に遭った地域 に直接出向き、日本で集めた救援物資を送り届けるなど、自らが参加するかたちで支援活動を行っている。そ うした活動について「協力者の方々の力添えがなければ到底できなかった。この場を借りて感謝の気持ちを伝 えたい」と、支援者や猪上社長の考えに賛同し、物資や人材面の協力を申し出てくれた人々に感謝する。猪上 社長のこれまでの活動と、それを支えた善意の輪をレポートした。  

 猪上社長が被災地に 向け最初にトラックを 走らせたのは震災発生から2日目のこと。自身の定期預金400万 円を解約し、ポータブ ル発電機や水120 ケース、カイロ、生理 用品、ほ乳びん、粉ミルクなど、生活必需品 を思いつくまま買い込 み、2㌧トラックに積 み込んだ。同社にとっ て引っ越しシーズンの 3月はかき入れ時だったが、本業はスタッフ に任せ自らは救援物資輸送に奔走。なんとその後の2週間で会社と 被災地往復1400㌔ ㍍をトータル7往復も した。  「いま思えば(強行スケジュールに)ゾッ とするが、当時は被災 した人の気持ちを思う と居ても立ってもいら れなかった。現地に足を踏み入れる度に、まだだ、まだだと体が勝手に動いた」と振り返る。現地では、防災セ ンターやグループ同業社とやりとりし物資を届けた際に必要な物資を聞く。そしてその場 で会社に伝え、戻るまでに物資を用意してもらい、トラックに積み込むとそのまま仙台へとんぼ返りする。0泊 3日運行が中心で、仮眠はもっぱら車中と自宅で寝られない日々が続いた。  
 なぜそんな行動ができたのか。常日頃から 〝人として人であり続けたい"という言葉を モットーとしている猪上社長は、何か問題が起きた際に細かい理屈 は考えずにまずは感性で動くことを心がけている。どんな状況でも人間らしさを大切にしたいという思いがあるからだ。同じピアノ輸送ネットワークの仲間でSAロジテム(愛知 県あま市)の坂本照親 社長は猪上社長の人柄を「経営者には珍しく 損得勘定抜きの〝心意気"で行動できる人」 と評し「まだ当社の経 営が軌道に乗っていな い時代には倉庫を無償で提供していただいていた」というエピソードも紹介する。そんな人としての感性が猪上社長を行動に駆り立て たのだ。  
 震災当時は救援物資の輸送だけでなく、海水とヘドロを吸い込んで転倒、破損したピアノを、津波被害を受けた家屋から撤去する手伝いと同時に、処理依頼された水没したピアノを回収し、使える部品を海外に輸出。その売り上げを寄付として現地に還元している。 さらに、ピアノを失っ た被災者には中古ピアノを寄贈している。
 しかし社長の思いと は裏腹に、被災地を支援する行為を「単なる偽善者だ。本当に物資を届けているのか?」 という心ない声もあっ た。また、ある防災セ ンターに届けた物資を 分別し他のセンターへ運ぼうとした際、被災者から「自分達の欲しいものだけ持って行く 気か、持って来たのは見せかけか」と罵られたりもした。 そんな時は落ち込んだが、それ以上に思い を共にする人たちの温かい気持ちと協力が嬉 しかったという。善意 の物資が続々と猪上社 長の元に集まってきたからだ。たとえば震災直後の昨年3月、娘が 通う幼稚園の父母会で「被災地の子どもた ちの心を癒したい」と 支援を呼びかけたとこ ろ、瞬く間に絵本やクレヨン、遊具など段ボール 50箱分が寄せられた。さらに中国の友人からは「粉じん対策 に使ってほしい」とマ スク1 0 0 万枚がエアー便で空港まで届けられた。そのどれもが被災者への励ましのメッセージ入りだった。
 単に物資を運ぶだけでなく、送り主の思いを乗せてハンドルを握 る猪上社長は、「支援者の気持ちを早く届けたい思いからか、被災地までの距離を遠いと感じたことは一度もなかった」と言い切る。  

善意の輪タイにまで
 さらに、支援は日本 だけにとどまらない。 昨年タイで起きた洪水の際にも被害に遭った 地域へ支援の手を差し伸べている。ピアノの 輸出で現地企業と取引 があったことが支援のきっかけで、 40フィートコンテナに衣類やタ オルを詰め込んで2月に現地に届けた。東日本大震災の支援物資の中に使われていない古着が相当数あるという情報を耳にし、すぐさま宮城県と岩手県の災害対策本部に相談。「必要としている人の役に立てていただけるなら」と両本部とも支援 を快諾、数千ケースの古着やタオルなどを提供してくれた。また、 子どもが通う学校のPTAや福岡の母親が働く障害者支援施設からも物資提供の申し出があった。その後、タイ 政府に支援を打診し正 式に要請も受けた。  
 古着や水、タオルな ど支援物資を受けた人 口9000人の町、タ イ王国ラムパーン県ナゴ地区バンポン小管区では、猪上社長を招きセレモニーを催すなど町を挙げてその善意に感謝した。これを契機に今後も交流を深め、 地元行政との友好都市締結を目指していければとしている。  
「タイへの支援も東 日本大震災の時のご縁があったからこそできたことで、非常に多く の支援申し出に感動した。困っているときこそ人とのつながりの大切さや温もりが染み る。人の素晴らしさを感じられた1年でご縁をいただいた人は私の大切な財産となっ た」と話す。これまでも支援・協力してくれ た人々にはその都度、 言葉や文字で丁重にお礼をしてきたが「なかなか意を尽くせなかっ た」と今回のタイ支援 を一つの区切りに紙面 を通じ改めて感謝の意 を表したいという。

 「いつまでも人として人であり続けたい」 ――。
 猪上社長はこの 先も人との絆を大切 に、何より人間らしさ を忘れることなく被災 者と向き合っていく考えだ。

  
 
 
 
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